昨日まで行われていた山手線渋谷駅の拡幅工事により、山手線のホームが広くなりました!
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まずは、過去最長52時間の工事運休となった山手線から山手線で見られた方向幕を見ていきましょう!

と、言っても今回の山手線は池袋と大崎での折返し運転となっていたので特段珍しくは無いのですが、私が注目したのは列車番号です。
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通常は時刻が上に来るのでこのような番号は名乗らないのですが今回はなんと6000番台か7000番台となっていました!
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これは、その他の埼京線や湘南新宿ラインも列番が特殊となっていました。

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やはり、今回の工事で目立ったのは山手貨物線を通る臨時列車ですよねー

まぁ、方向幕はまさかの「臨時」幕であまり面白みは感じませんでしたが、通常は成田エクスプレスしか通らない山手貨物線にE231、E233系が通るので多くのテツで埋め尽くされました!
しかも、グリーン車は通路扱いだったはずなのに座ろうとするテツ!
これに関しては、テツは悪くなくて閉鎖しなかったJR側の失態だと私は思ってますね。

確かに、2本の編成を品川〜新宿間でピストン輸送してたので清掃の手間などを考えたら普通車として開放するのは分かるんですが……

如何せん、テツ側のマナーもなっていなかったかなーと思ってます。

と!言う事でこの件に関しては以上!
 

さて、山手貨物線経由の臨時列車ですが、注目すべきポイントが有ったんですよ!

通常大宮方に増結される5両の付属編成が、今回の臨時列車では運用の都合により、横浜方に連結されているという点が大きいかと思います。
(正確には、横浜方に連結されてる様に見えるだけ)
 
なので、品川駅では上野東京ラインの列車とは反対側に連結されているというレアなケースが目撃できました。

なぜこうなったのかと言うと、通常入らない品川に入線したからである。
なので恵比寿到着の時点で編成は通常通りに戻ってます。

では、山手貨物線について詳しく当サークルの名物であるJRS解説していきたいと思います!
 
山手貨物線とは、山手線の品川〜田端間(新宿経由)の電車線に並行して走る複線の通称です。なので、湘南新宿ラインも埼京線もこの区間は貨物線と言う事なのです。
湘南新宿ラインについては、山手貨物線経由ですし埼京線は山手貨物線と赤羽線という路線で構成されている。

この山手貨物線には通常あまり使われない部分が隠されており、それが品川〜恵比寿間の部分です。先にも話しましたがこの区間を通る定期列車は大宮や池袋、中央線方面から品川、東京と止まる成田エクスプレスのみである。
品鶴線
↑Wikipediaより

この図を見てもらえるとよく分かるのですが、定期運転する湘南新宿ライン、埼京線(相鉄直通)は大崎手前で逸れていき大崎駅へ入ります。その後方向はそのままで大崎支線を経由して品鶴線と呼ばれる貨物線を通り画像左上の方向の西大井方面へと進路を取ります。

一方の今回の臨時列車は大崎駅は経由せず直進します。
すると、大崎駅前で高架を登り、山手線の車庫である東京総合車両センターの線路をまたぎ図で言う左下方向の品川方面へ行くと基本編成が前側で後ろに付属編成という感じになってしまうのです。

一方の品川から出ると先程の逆になるので大崎からは通常通りの編成に戻るのです。


それでは、最後に貴重な品川駅入線シーンをお届けいたします!

上のように、山手貨物線を通ってきた臨時列車は、品川駅手前で横須賀線上り本線から側線へと転線して品川駅14番線へと入線します。(サムネがちょうど転線してるところです)

次回は!山手貨物線走行に伴う臨時列車の各駅接近停車中放送を一挙にご紹介します!

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