前回書いた「JR東日本の特急の未来2019」が本日早朝ぐらいから数時間にかけて、鉄道コム「よく見られた記事ランキング」1位になっておりました!
皆様のご訪問ありがとうございます。今年の特急列車の予想を書いただけの記事でここまで見てくれる方がいて本当にうれしい限りです。
正直なところ、ランキング1位は、ここ最近では獲得できていなかったので物凄くうれしいです。
そんな訳で、前回の記事が未完のままですので引き続き続編を書かせていただきますので、続きを気にしている方、引き続きご覧くださいませ。
今回は、「房総特急」と「踊り子」そして今春から運転を開始する「富士回遊」にも言及していきたいと思います。
まずは「房総特急」から・・・
房総特急 (わかしお・さざなみ・しおさい)
東京~安房鴨川を結ぶ特急「わかしお」
東京~君津を結ぶ特急「さざなみ」
東京~銚子を結ぶ特急「しおさい」
2014年からの変更としては東京~鹿島神宮を結んでいた「あやめ」が2015年春に廃止となり、「さざなみ」についても2015年春に君津~館山間が区間廃止となり全列車が君津止まりとなるという変化が発生している。
今後の予定としては、「さざなみ」全列車と「しおさい」朝夕1往復を廃止にして全列車を255系での運転にさせてE257系500番台を新潟地区(特急しらゆきに充当)に転属させる計画が浮上している。
2015年以降、房総地区の特急列車の再編が相次いで起こっているという印象です。
特急「踊り子」(我孫子・東京~伊豆急下田・修善寺)
前々から185系「踊り子」がE257系へ置き換えるという話は出ていましたが、ここにきて中央線からE257系が撤退するので来年度中には一部列車が置き換えられる可能性が出てきています。
それに伴い185系は廃車が加速すると思われます。
251系「スーパービュー踊り子」についてですが、昨年5月に新型車両E261系を2020年春に導入するということを報道発表をしておりこの列車が入ることにより、251系が廃車となり新型車両のE261系に置き換わるらしい。
気になる列車名は「サフィール踊り子」となる予定で「スーパービュー踊り子」の名称は無くなると思われる。
ホームライナー「おはようライナー」 (塩尻→長野)
長野地区のホームライナーで現在唯一189系で運転されている貴重な列車だが、春のダイヤ改正で廃止され通常の快速列車に置き換わる予定。
松本・長野間の通勤のために運転されている列車で、特急「しなの」が運転されていない時間帯をカバーするために運転されていたのだが、車両の老朽化は否めず廃止となり211系の通常快速となるようです。
ホームライナー「らくらくトレイン」 (新潟~直江津・村上)
新潟地区のホームライナーで新潟→直江津へ向かう「らくらくトレイン信越」と、新潟→村上へ向かう「らくらくトレイン村上」、直江津→新潟へ向かう全車指定の快速「おはよう信越」の3列車がある。
使用車両は「らくらくトレイン信越」と「おはよう信越」は4両編成のE653系1100番台、「らくらくトレイン村上」はE653系7両編成が使用される。
前回話したとおり、4両編成のE653系は全車両がいわき~仙台間の特急に充当される予定なので使用車両が変更もしくは通常快速に格下げされるか可能性があります。
ちなみに、「おはよう信越」はかつて早朝時間帯に運転されていた急行「きたぐに」の意志を継いだ列車であり、優等列車が通過する駅に停車をしているのも特徴。
特急「富士回遊」 (新宿~河口湖)
今春のダイヤ改正より運転が開始される特急。
富士急線内に直通する初めての特急列車となる予定。
新宿~大月間は特急「かいじ」と連結し、大月駅で付属の3両編成を切り離なして運転される予定。1日2往復設定される。
ここで気になるのが現存している列車「ホリデー快速富士山」の動向である。
昨年春で183・9系での運転は終了し、現在は幕張車のE257系500番台で運転されているホリデー快速ですが、一部噂では「ホリデー快速」での運転は無くなるのではないかという話が出ています。
現段階ではまだ断定できていませんが、時間帯を見る限り往路が朝、復路が夕方となっているのでこのまま置き換えられる可能性が非常に大きい!
特急「はちおうじ」「おうめ」 (東京~八王子・青梅)
もう車両はE353系なので省略!
中央線のホームライナーである「中央ライナー」と「青梅ライナー」を特急に格上げした列車がこの列車。
かつての「ホームライナー鴻巣」を「スワローあかぎ」に格上げしたのと同じ理論。
JR東日本の売上向上計画の一環でしょう。均一料金より距離制の特急料金をお客様からむしり取ろうとする列車。
かつてホームライナー鴻巣が運転を取りやめ特急に格上げされたとき上野駅ではこのような会話が度々聞かれた。
『ホームライナーが無くなって不便になった』と・・・
つまりこれは、ホームライナー利用者と普通グリーン利用者が分かれていたということで座って早く帰りたい人はホームライナー、遅くてもいいから座りたいというユーザーは普通グリーン車という具合になっていたのだが、特急料金が掛かるようになると言われた瞬間、普通グリーン車の方に大きく流れたようですが、あれから5年が経過した高崎線では一定のユーザーがいるようです。
中央線にはまだグリーン車が無いので、慢性的に混雑するE233系を毛嫌いしている人は多いと思うので、ある程度の利用客はいるような気がしますが・・・
中央ライナーの特急化は吉と出るか凶と出るか?
特急「おだわら」 (東京~小田原)
使用車両はまだ不明!名称も不確定の情報ではあるが
JR東日本が昨年9月に今回のダイヤ改正で運転を開始する「富士回遊」「はちおうじ・おうめ」とともに興味深い列車名を登録商標したため、この列車が新設されるのは明白の事実!
その名も特急「おだわら」
おそらくだが東海道線のホームライナーである「湘南ライナー」を廃止して新設される特急列車名が「おだわら」だと思われる。
東海道線に転属するE257系に改造を施し、座席上にランプを取り付けるのだと想定されます。
全列車が移転完了次第、「湘南ライナー」を廃止して特急に格上げする。そういう計画なのではないかと思われます。
こいつの存在も気になるところ・・・
215系の湘南ライナー!製造から27年が経過しているので順当にいけば廃車が濃厚。
また2ドアだが座席がボックスシートという点からも不評の一因になっていることから特急「おだわら」が登場するのと同時に廃車になることが想定されます。
波動輸送
現在の波動輸送は185系での運転が多くなっておりますが、今後世代交代が起きるでしょう。
主に直流区間ではE257系500番台での波動輸送も開始していますし、交直両用区間では勝田に所属する651系や戻って来たE653系での使用が増えるものと考えられます。
何れにせよ、言えることは185系での波動輸送も踊り子号次第という感じになってきたということです。
いろいろと変革がありそうな2019年!
また5年後このタイトルを書く時にはどのような変化があるのか。楽しみですね!
尚、個人的見解も含まれています予めご了承くださいませ!