以前、このブログで「国鉄時代の名残がまた1つ消えていく・・・」という記事を書きましたけどやっぱりライナーの乗車風景って特殊な感じしますよね~

今日は、その国鉄時代から残る貴重なシーンを今一度振り返ってみていきましょう!
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主な乗車方法は皆さんもご存知の通りだと思いますが・・・

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このライナー券売機で乗車予定のライナーを確認しライナー券を購入します。
画像を見てもらえると分かるんですが、残りの席数が表示されています。

これは、この券売機であと何席残っているかを表示しているものなのです。
もともとライナーって乗車駅によって乗る場所が異なるのです。

例えば、東京駅は3号車から品川からの人は4号車みたいな感じでそうなると・・・
3号車の席数は全部で何席だからこの席数までなら販売できるので残り席数を表示してるんです。
しかし、券売機は最低2台はあるので・・・席数÷券売機の台数が上の数字になります。

買われるごとに席数がどんどんと減っていきます。

なので「定員になり次第発売を終了!」って放送で言ってるのです。
定員にならなくても発車3分前もしくは1分前には発売を締め切ります。
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ただ、買い物とかしてるとギリギリになることはよくあることなので、駅員が注意深く見まわして乗車する人が本当にいないかの確認をギリギリまで行ったうえでドアコックを戻し・・・
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車掌が発車メロディーを鳴らしすぐに発車という感じで運行されています。
上の写真がちょうど、乗車する人がいないか最終確認している車掌の光景ですね。

この光景を最後の動画で見られますのでぜひそちらもご覧くださいませ!


正直なところ、この列車運転するのに結構な人手を要します。
昨今、人員削減!経費削減!人件費削減!と言われている中でライナーには各駅とも最低5人は要します。(運転士、車掌、自由席ドア操作要因×2、グリーン車ドア操作×1、見回り×1)

東京駅だとドア扱いする要因が2人、検札が2人、見回りが1人と最低でも5人がこの列車にだけ専属で付いていました。

このように多くの人件費がかかるのは今やもう古いのかもしれませんね~

今回!ホントに国鉄時代を思い出しそうな感じの映像を撮影することが出来ましたの最後にそちらをご覧いただければいいかと思います。

この動画を見ていて思うのは、この動画を撮影した時の駅員がちゃんとした仕事をこなしているという点ですかね!

いつも発車風景は見ていますが「グリーン側灯 滅」などを呼称する駅員は数少ないんですよ!
また、服装もかなり着込んでて昭和っぽさが出てる感じがして良かったですね~

「湘南ライナー」と「ホームライナー小田原」の廃止によってJR東日本から○○ライナーと付く列車は消滅し、この乗車方式も過去のものとなってしまいます。

1度だけ小田原に行く用事がありこの列車を利用させていただいたことがありますが、その当時はグリーン車に乗ってしまっただけに悔やまれます。

この光景を見ることが出来るのは残り僅かです!廃止前に今一度見ておきましょう!

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