毎年、12月29日はベストショットシリーズをお届けしているのですが、今年はコミケがないので繰り下げて明日お届けします!
さて、先ほどまで東京駅と新宿駅で消え行く湘南ライナーとホームライナー小田原を撮影していました。
やはり廃止発表後、人が増えてきましたね~
廃止間際になるともっと混雑するので撮影はお早めにした方がいいですよー
さぁ、今日は国鉄時代から続いた伝統的な光景を紹介しましょう。
そう!国鉄時代から続く乗車整理券方式の乗車方法である。
主な方法は………
電車が到着すると乗車口1ヶ所または2ヶ所を非常用ドアコックを使い解放し乗車させます。
(グリーン車も同様)
乗客は、ライナー券券売機でライナー券を購入し指定された号車から乗り込みます。
その前に同上のようにライナー券の確認をされます。
これは、一般客とライナー乗車客を区別する目的があるのです。
全開放しちゃうと一般客も乗られちゃいますからね~
特急とは違い均一料金で乗れるのもメリットですが一般客が乗っちゃうと車掌1人で対応出来ないため予め駅で乗る場所を指定してしまった方がいいという観点からこういう方式を採用しているのです。
しかし、現在はICカードや機械の技術も進化したし自動改札も有りますからこういう方式を採用して無駄な人件費を使うより特急にしてしまった方が安上がりになりますからねー
そういう点では、乗車整理券方式は古いのかも知れません。
さて、発車する時はというと到着した時とは逆の方法をします!
つまり、安全を確保できていることを確認した上で駅員が非常用ドアコックを操作し、さらに安全確認をした上で発車させるのです。ここが見所の一つでもあります!
駅員と車掌のチームワークが試されるのです!
車掌が発車メロディーを流している間に駅員がドアコックを見張り、止めた段階で安全確認!さらに乗車客が居ないかを確認してドアコックを扱う、ドアが完全に閉まったことを車掌が確認して発車という行程を組みます。
これが一連の流れです。
車掌と駅員のタイミングが合ってこそこの方式が成り立っているのです。
そういう方式を採用しているので、ライナー券も発車3分前、停車時間が短いライナーは乗車1分前には発売を終了させます。
直前まで発売してると車掌と駅員の連携が取れないですからねー
駆け込みとかされないタメにもそういう方式何ですよ!
だからこれから撮影して乗車する方は、撮影に気を取られてギリギリにならないように気をつけましょうねw
そんな乗車整理券方式の湘南ライナーとホームライナー小田原は来春のダイヤ改正で消滅してしまいます。
これにより、JR東日本から乗車整理券方式の列車は消滅となります。
これで、また1つ国鉄時代の名残が消えていく事になります。
残りわずかとなった乗車整理券方式の乗車方法を記録に収める方は駅員の邪魔にならないよう特に気を付けて撮影してくださいねー
特に黄色点字ブロックの外側は危険ですし、駅員が操作しますので離れて撮影しましょう!
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