今日で3月も終わりですね~
「はまなす」「カシオペア」「白鳥・スーパー白鳥」と数々の列車が引退し、新たに北海道新幹線が開業した等色々とあった3月も今日で終わりです。
また、3月は15日連続更新を達成!これは昨年3月以来の更新量です!
色々と大変でしたが皆さんに良い記事をお届けできてよかったかなと・・・
来月からはおそらく不定期更新になると思いますが、今後ともよろしくお願いします!
そういえば・・・明日で北海道新幹線が開業して1週間となります!
そんな中、運転を終了して10日が経過「カシオペア」に動きがありました。
ラストラン1本前を担当した「EF510-509」、そしてラストランを担当した「EF510-510」が本日午前・・・
富山へ向けて輸送されていきました。
さすがにここまで早く輸送されていくとは思いませんでした!
これには理由があります。
①クルーズトレイン「カシオペア」は運行が少ないこと
クルーズトレインとして6月復活する予定の「カシオペア」ですが、基本的には今までの団臨の傾向から2泊3日が基本となっています。
それに、毎日走るわけじゃなく多くても月に数回ぐらいしか走らないことからEF510を持っていても意味がなくなるのです。
これが下記へ続きます・・・
②EF510の必要価値がない
クルーズトレインとなると今までみたいに東北本線を北上するだけじゃなく上越線経由等の日本海縦貫線等も走行することになります。
そうすると今までEF510は上越線等を経由したことがないので訓練が必要になるということとおそらくEF510は上越線の急勾配で空転するんじゃないかと思われます。
かつてEF81の時の「あけぼの」は車輪が空転していたことからEF64に車両が交代になったこともありましたし、かつてクルーズトレインとして上越線を走行した際もEF64+EF81の重連で運転されたこともありました。
それに以前記事にも書きましたが、「JR貨物に譲渡前提で製造されたことからEF81の補助的存在となり、運用範囲が狭められ、EF81よりも使いにくい存在となっていた。」と書きました。
運用範囲が狭いので基本的にEF510は東北本線・常磐線を走行するときだけにしか使用されてこなかったのです。
だから「あけぼの」が東北本線経由になった時EF510が牽引したのです。
こうして、運用範囲が狭いことが早く譲渡された要因を作ったのです。
この結果から見いだせるクルーズトレイン「カシオペア」の牽引機は・・・
ずばり!
EF81形電気機関車
が有力ということになります。
上越線経由の場合は恐らく以前と同様、高崎か長岡所属のEF64+田端のEF81が牽引することになると思います。
道内に入る場合は青函区間をJR貨物のEH800、道内ではDF200が牽引することになるのだと思われます。
貨物として新たな人生を歩むEF510-500番台・・・
つい先日、定期北斗星最後を牽引したEF510-515がついに貨物としてのデビューを開始したそうです。
あれから1年が経過したんですね~
今後は貨物の銀釜として客車ではなく貨車を連結して日本海縦貫線を大阪~青森まで牽引する!
2010年!
寝台特急衰退期に良いニュースをもたらしてくれたのが「EF510-500」でした!
今後、客車を牽引することは無くなりますが変わりにEH800とDF200が北の大地を走行する姿を見ることが出来るかもしれない・・・
ありがとう田端のEF510!
そういえば、かつての青函区間の主役だったED79はどんどんと苗穂工場で解体されているようです。
もうED79の時代は終わったんですね・・・
ありがとう・さようなら ED79・EF510