北陸新幹線が開業してもうすぐで2ヶ月が経過しようとしています。
そして、いよいよGWが始まろうとしています。。。

新幹線開業で行きやすくなった北陸にGWは人が殺到しそうなそんな気がします。

そんな北陸新幹線の開業で受けたのが旧信越線や北陸線です。
旧信越本線では数々の国鉄形が運転されていました。

まずは今は分断されてしまった長野~直江津間です。

この区間は115系長野色を中心として長野~直江津間を結んでいましたが、開業後は長野~妙高高原間のしなの鉄道北しなの線と妙高高原~直江津間のえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインに分断されました。
長野~妙高高原間はしなの鉄道の115系が、妙高高原~直江津間は新潟支社から譲渡されたE127系0番台を独自塗装したET127系で運転されています。

以上のようになってしまった現在の長野~直江津間ですが、ダイヤ改正前の長野~直江津間でひときわ目立っていたのは元特急「あさま」としても運転されていた183・189系です。主に早朝の快速列車と日中の豪華普通列車としての2つの顔を持っていた「妙高」です。

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長野総合車両センター(長ナノ)に4編成在籍していました。その内の1編成はN104編成(元OM103編成)は2年前大宮に所属していた183系・189系です。N104編成は大宮からの転属車ということもあり専ら臨時列車専用として所属していました。
N104編成以外はもともと長野に所属しており「妙高」や「しなのサンライズ」、臨時列車で運用されてきました。

そんな183・189系はダイヤ改正後どうなったのか?「妙高」は廃止になり「しなのサンライズ」等の列車からも運転されなくなりました。その結果、ダイヤ改正後即N104編成(国鉄色)が運用を離脱し廃車。同じく老朽化の激しかったN103編成(あさま色)も3月のダイヤ改正後廃車となりました。
現在も長野総合車両センターの廃車体置き場に留置されているようですが、見るに堪えない状態となっているようです。

そして、つい先日N101編成も廃車が決定しました。
N101編成は国鉄色で最後の最後まで「妙高」として長野~直江津間の運転をしてきました。ATCの設置跡が色濃く残る編成でもあります。
そんな、N101編成のラストランは来月17日です。それに合わせ、このような団体臨時列車が運転されるようです。(下記リンク参照)


長野支社びゅうが主催で「ありがとう189系~N101編成~」と題した団体列車を運転させます。
開催日は5月17日、運転区間は塩尻~長野間で運転されます。

これにより、長野支社に残る183・189系はあさま色のN102編成のみとなります。

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あさま色を纏うN102編成もそうそう長くはないでしょう。今現在、長野から出る特急はJR東海が運転している383系「(ワイドビュー)しなの」のみであり、臨時列車もここ最近は211系や485系「いろどり」を使用することが多いですし、今後「あずさ」「かいじ」の臨時もE257系で運転されると思われます。
そう考えると、もって夏頃なのではないかと思います。

もしかすると、あさま色を纏う最後の編成ですし側面に「ASAMA」の文字も復活したので最後の運転は「懐かしの特急あさま」でラストランするかもしれません。(あくまでも予想です)

長野支社の旧信越線を支えた183・189系はいよいよ風前の灯火となってきました。

本当は一挙にやろうかと思いましたが、2部構成でお届けして行きたいと思います。
次回は、新潟の485系について書いていきたいと思います。ご期待ください!

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