常磐線の臨時列車といえば、「フレッシュひたち」とかが有名ですが陰ながら常磐線を支えている列車たちがいます。
それが「ぶらり高尾散策号」であったり急行「ぶらり鎌倉号」だったりしますが、上野東京ラインの開業により今まで武蔵野線を経由したり田端信号場を経由しスイッチバックしなければ行けない鎌倉や横浜方面が上野東京ライン開業でグッと近くなります。
それにより影響を受ける列車も有ります。
「急行 ぶらり鎌倉」は名称を変え経由線区も変わります。
その名も・・・
急行 ぶらり横浜・鎌倉号
経由線区は今まで武蔵野線経由で「柏」以降「南流山」「新秋津」「横浜」・・・の中に停車していましたが、このダイヤ改正で上野東京ライン経由となり「柏」以降の停車駅は「上野」「東京」「品川」「横浜」・・・となります。
今までなら遠回りを余儀なくされた列車たちが上野東京ライン開業で近くなり滞在時間も多くなるので観光に一役買うことでしょう。
しかし、常磐線から上野東京ラインを利用して東海道線を直通する臨時列車はこの列車だけです。
逆に東海道線の列車がこちらに乗り入れてきます!
なんと!「踊り子」が常磐線に乗り入れてきます!!!
やっとこの試運転が役に立ちますね・・・
編成は185系7両か10両編成つまり、元田町車の10両踊り子編成か大宮車で元「あかぎ」編成の7両のどちらかで運転となるようです。
そして注目の発着する駅は・・・
なんと、昔は「ひたち」が停車して賑やかだった元特急停車駅である
我孫子
元特急停車駅が臨時とはいえ始終着駅となります!
今や「ひたち」が停車しなくなって終いには「特別快速」にすら通過される始末となった我孫子。
なぜ、我孫子が始終着駅に選ばれたのかは謎ですがまたあの活気を取り戻すことが出来るかもしれませんね。
どちらかと言えば、我孫子より取手のほうが始終着駅としては格が上のような気もするのですが・・・
まあ、楽しみになるのは間違いありませんね!
これが成功すれば、乗り入れてくる列車も増えるかもしれません。
我孫子発着の「踊り子号」は3月21日から毎週土日に運転される予定です。
常磐線に「踊り子」の入線!撮影が楽しみです!
最後に、水戸支社の2014年春の臨時列車のお知らせと今年の臨時列車のお知らせを載せておくので比較してみてください。