今日から江差線の話題を復活させていきます。
そして、毎日更新をはじめて50日経過しました。
いやはや、長く続いたものだ・・・今後、江差線廃線までが目標ですかね!

上のタイトルですが・・・
木古内町が考えた江差線廃線に対する決意表明みたいなものでしょうか?

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私も、木古内町のスローガンを使わせてもらい、江差線のことについて書いていきたいと思います。

木古内駅にこのようなものが掲示してありました。

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小さくて読めないので、文章を起こしました。
以下が文面です。尚、長いのでご注意ください。

江差線の歴史

 軽便鉄道法により計画され、1913年に上磯軽便線として開業した鉄道(実際の軌間1067㎜)を、1930年から1936年にかけて江差まで延長したもので、改正鉄道敷設法別表129号前段に規定する予定線(「渡島國上磯ヨリ木古内ヲ経テ江差ニ至ル鐵道」)である。
 五稜郭駅~木古内駅間は青函トンネルの北海道側の接続路線とされ、1988年3月の海峡線開業に合わせて電化等の改良工事が実施され、本州と北海道を直結する幹線ルート津軽海峡線の一部となった。
 一方、木古内駅 – 江差駅間は北海道道5号江差木古内線が未整備であることもあり、非電化のローカル線として取り残された。
 予定線の後段である「木古内ヨリ分岐シテ大島ニ至ル鐵道」も松前線として木古内駅~松前駅間が開業していたが、国鉄再建法により特定地方交通線に指定されたこと、国道228号の整備状況が良好であることもあり、海峡線開業に先立って1988年2月1日に廃止された。
 1968年に選定された「赤字83線」にも挙げられている同路線が存続したのは、輸送量の多い五稜郭駅~木古内駅間が含まれていたからともいわれる。
 しかし、北海道新幹線開業等の社会状況の変化により、五稜郭駅~木古内駅間も第三セクター化が予定されるに至っている。

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江差線年表

1913年(大正2年) 9月15日:上磯軽便線として、五稜郭~上磯間(8.8㎞)開業。
久根別駅・上磯駅新設。
1922年(大正11年)  9月2日:上磯線に改称。
1925年(大正15年) 5月21日:七重浜駅を新設。
1930年(昭和5年) 10月25日:上磯~木古内間(29.0㎞)延伸開業。
               茂辺地・渡島当別・釜谷・泉沢・札苅・木古内駅を新設。
1932年(昭和7年) 7月22日:七重浜~久根別間に新七重浜仮乗降場を新設。
1935年(昭和10年) 12月10日:木古内~湯ノ岱間(21.4㎞)延伸開業。
                吉堀・湯ノ岱駅新設。
1936年(昭和11年) 11月10日:湯ノ岱~江差間が延伸開業し全通。同時に江差線に改称。
               桂岡・上ノ国・江差駅を新設。
1937年(昭和12年) 8月16日:新七重浜仮乗降場を廃止。
1948年(昭和23年):中須田仮乗降場を新設。
1955年(昭和30年) 3月5日:中須田仮乗降場を駅に変更。
1956年(昭和31年) 10月1日:清川口駅を新設。
1957年(昭和32年) 1月25日:神明駅を新設。
1960年(昭和35年) 10月1日:函館~江差間を運行する準急列車として「えさし」単行(1両編成)で運行開始。
1961年(昭和36年) 10月1日:準急「えさし」が定期列車化。
1963年(昭和38年) 12月1日:函館~江差間に準急「おくしり」・「ひやま」が、函館~松前線松前間に準急「松前」が、いずれも単行で運行を開始。
1964年(昭和39年) 12月30日:渡島鶴岡駅・宮越駅を新設。
1956年(昭和41年) 10月1日:函館~江差間を運行する準急列車の名称を「えさし」に統一。
1968年(昭和43年) 10月1日:「えさし」・「松前」が急行列車に昇格。
1980年(昭和55年) 10月1日:急行「えさし」・「松前」を廃止。
               以降、海峡線開通に伴う本州連絡列車まで優等列車の設定はない。
1982年(昭和57年) 11月15日:上磯~江差間の貨物営業を廃止。
1985年(昭和60年) 3月14日:五稜郭~上磯間の貨物営業を廃止。
1986年(昭和61年) 11月1日:東久根別臨時乗降場を新設。
1987年(昭和62年) 4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道が継承。
              東久根別臨時乗降場が東久根別駅に変更。
          4月  :五稜郭~木古内間を自動閉塞化。同時にCTC化。
1988年(昭和63年) 2月  :木古内~湯ノ岱間を特殊自動閉塞化(CTC化)。
               湯ノ岱~江差間をスタフ閉塞化。
          3月13日:津軽海峡線開業。五稜郭~木古内間を電化。同区間で日本貨物鉄道が第2種鉄道事業開始。(3年ぶりの貨物営業再開)
1990年(平成2年) 7月1日:上磯~茂辺地駅間に矢不来信号場を新設。
         9月1日:木古内~江差間でワンマン運転開始。
1993年(平成5年) 10月1日:函館~木古内間でワンマン運転開始。
1999年(平成11年) 3月  :キハ22形気動車の運用を終了。
          12月  :湯ノ岱~江差間において、バリス式列車検知形閉塞装置試験を実施。2003年3月まで。
2012年(平成24年) 8月7日:利用客の少ない木古内~江差間を廃線とし、バス転換する検討に入った旨を発表。
          9月11日:泉沢駅付近で上り貨物列車が脱線し、14日まで上磯~木古内間で運休。
2013年(平成25年) 3月28日:木古内駅~江差駅間を2014年5月限りで廃線及びバス転換することに沿線の江差・上ノ国・木古内3町の首長が同意したと発表。
          4月26日:JR北海道が木古内駅 – 江差駅の廃止届を国土交通省に提出。
2014年(平成26年) 5月11日:木古内駅~江差駅(42.1㎞)廃止予定。


これが江差線の歴史です。
現在、江差・上ノ国・木古内町ともに江差線廃線に伴う、鉄道ファン獲得に動いています。江差線のグッズを駅の近くの商店で販売したりしています。

江差線廃線により、檜山地域から鉄道路線が消えることとなります。
この檜山地域は一時期青森県に在籍したこともある場所なんですよ!
そんな唯一青森県に在籍したこともある檜山地域から鉄道がなくなります!

上ノ国・江差ともに3回行って良い地域だと思っています。今後そんな地域に行きづらくなるのは本当にもったいない。
まだ江差とか見れてないところも多いんですが、今後は、場所が場所だけにどうやって行くかが問題になりそうですね・・・

次の話では、江差線廃線について検証していきたいと思います。

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