今日で大阪の交通科学博物館閉館となりましたね~

色々と探しものをしていたら、交通科学博物館の記念メダルと記念スタンプを見つけましたので、後日公開します。

と、いうことで・・・
今回も前回に引き続き、583系 急行「きたぐに」をお届けします。


漆黒に包まれた新潟駅に583系が進入してきた。

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485系天国の新潟に583系が入ってくる。

到着して、程なくすると新潟到着の485系が入ってくる。
485系と583系の見事な共演・・・(並ぶことはなかったが・・・)

これが見れたのは、ここ最近ではここ新潟のみである。

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新潟の電光案内は跨線橋にあり、あまり見られない「急行」の文字が見ることが出来る。

さて、急行「きたぐに」の停車駅を見ておきましょう。

定期運用時代は・・・
大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 大津駅 - 彦根駅 - 米原駅 - 長浜駅 - 敦賀駅 - 武生駅 - 福井駅 - 小松駅 - 金沢駅 - 高岡駅 - 富山駅 - 滑川駅(下り) - 魚津駅 - 黒部駅(下り) - 入善駅(下り) - 泊駅(下り) - 糸魚川駅 - 直江津駅 - 柿崎駅 - 柏崎駅 - 来迎寺駅 - 長岡駅 - 見附駅 - 東三条駅 - 加茂駅 - 新津駅 - 亀田駅(下り) - 新潟駅

となっています。
ここで注目すべき駅を赤字にしておきました。
まず、米原は大阪発の列車で米原経由の特急・急行列車はこの「きたぐに」のみだったという点。(通常、北陸特急のサンダーバードは強風時以外は湖西線を経由するため)

同様な理由から、北陸本線米原から2つぐらい先の駅である長浜にも停車するというのも注目ポイントです。長浜には名古屋~北陸を結ぶ「しらさぎ」が停車するので大阪発の列車が停まるのはまず無い!

滑川・黒部・入善・泊と富山の大規模とまでは言えないが「北越」と一部の特急が停まる駅に停車するのもポイントの一つです。ただ、この「きたぐに」が走行する時間帯は深夜です。下りとはいえ大阪発は新潟発より遅い時間なので、深夜にもかかわらず停車していた・・・と言うのは正直すごいと思う。一定の利用客があったということなのでしょうかね?「北越」の最終的な意味合いがあったのか・・・

私が一番注目しているのは、太字にした来迎寺駅です。この駅乗り換えもなければ何もへんてつもない駅です。しいて言えば住宅街なのか?
たしかに、昔は魚沼線と越後交通長岡線が分岐していたので隠れたターミナル駅であたのは事実ですが・・・
その駅になぜ急行が止まっていたのか?最近では、快速「くびき野」にすら抜かれる駅なのに、急行が停まる???
まったくもって、謎すぎる・・・

この現象は、今の「おはよう信越」でも継承おり、現在も来迎寺に停車するのです。多分ですが、通勤時間帯?に通過したという点で、来迎寺から長岡・新潟方面への快速的な意味合いもあったのだと考えられます。

こう、謎もあった急行「きたぐに」の車内で注目すべき車両はグリーン車と自由席です。

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グリーン車は特に言うことはないですね?

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むしろ自由席です。
見てください!このかつての583系を彷彿させる使い方!
この状態の583系はあまり見れないんですよね~
最近は寝台利用に一本化されて、座席状態の姿がなかなか拝めない!

定期運行時代は、ここに直江津や糸魚川から乗ってくる人を乗せて新潟へと走っていったわけです。この座席なら、普通の近郊電車と同じように使えるので、利便性はありますよね!ただ、料金が高いですがw


と、このように・・・A寝台、B寝台、グリーン車、自由席と様々な使い方ができたから、ここまで走れたんだと思います。

おっと!忘れていました・・・
最後に、急行「きたぐに」最後の勇姿!
大阪駅発車シーンを御覧ください!



残念ながら、廃止となりもう走行シーンを目撃できないのは非常に残念なのですが、貴重な583系の勇姿はJR東日本で見ることが出来ると思います。

まだ見たことがない方は、JR東日本管内で見てみましょう!

ということで、583系急行「きたぐに」話題をお届けしました!
また次回もお楽しみに!

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