交通科学博物館の閉館まで残り1週間となりました。

私は関東在住なので4年前に行ったきり行っていません。
しかも写真も残っていませんでした・・・

唯一行ったという証拠となる写真が

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弁天町で降りた時に撮った駅名標のみ。
この日は忙しかったのを覚えているので、残念ながら写真が残っていませんでした。

そんな交通科学博物館の閉館が間近に迫っています。
そもそもの閉館理由は、施設の老朽化と手狭になってきたからだそうです。

この交通科学博物館には姉妹館があります。
皆さんも御存知2006年に閉館した交通博物館です。
こちらも同様な理由で大宮に鉄道博物館を開業させました。

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覚えている方は居るであろうか?
神田万世橋にあった旧交通博物館。現在はJRのビルが去年オープンしたばかりですよね。

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この交通博物館と交通科学博物館は国鉄時代に作られた施設です。
運営は交通文化振興財団といいJR東の鉄道博物館が出来る前まではJR東日本、西日本双方が加盟していました。
現在は本部を大阪に移し加盟しているのもJR西日本のみですが、2006年までは本部は交通博物館にありました。

主にこの財団の目的は、交通に関する知識の普及、交通文化の振興の活動を行っています。

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なので・・・鉄道以外にも自動車、バス、船、飛行機等のものを展示しています。
交通科学博物館は、交通博物館と少し趣向が違い、科学をテーマとして当時先駆けであった超電導リニア等の科学技術を取り入れた乗り物の展示もしています。

2006年の交通博物館閉館以降、交通博物館に展示されていた展示物が交通博物館に移動になったり、他博物館へ寄贈されたりしました。

今回、交通科学博物館の閉館に伴い、自動車、飛行機等の展示物がどこかに寄贈されるのではないかと思われます。

ここでしか見ることが出来ないものも数多く存在するのです。
特に、自動車、船、飛行機等の展示物は今後開業する「京都鉄道博物館」には展示されないものでと思います。
船関係は、船の科学館とか・・・
飛行機なら、航空科学博物館とかに寄贈されるのではないかと思います。

交通博物館の例で言えば、閉館後1年間は展示物の貸出(研究機関のみ)を行うはずなので何もないと思われます。
ただ、自動車や飛行機は買い手が見つかれば移動されると思います。

外に展示されている機関車も閉館後は、移動のため囲われたりしていましたので、交通科学博物館でも同様なことが行われることと思います。

いち早く交通文化振興財団を離脱し、新たに東日本鉄道文化財団を立ち上げたJR東日本。
歴史を重んじるJR西日本は、交通文化振興財団を離脱せず運営を続けたが・・・

交通科学博物館閉館でこの交通文化振興財団も幕を閉じることになるのではないかと思います。(名称が変わり残るかも・・・)

大阪の名所がまた一つ消えるのはとても寂しいですが、京都梅小路に出来る京都鉄道博物館の開館を心待ちにしたいと思います。


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