あの震災から早9年・・・
あの当時のことを思い出すと心苦しい記憶が思い起こされる・・・
私も2013年に常磐線民となり、常磐線を利用してきたからこそ待ちに待った瞬間が今!訪れようとしています。
震災からいよいよ全線で運転を再開することが出来る常磐線!
かつて、上野~仙台間を走った 651系電車は居なくなってしまったが、651系の後継車であるE657系が今再び上野~仙台間を駆け抜ける!
今日は、そんな常磐線が全線復旧するのに先駆け、私がかれこれ十数年前に乗った651系の「スーパーひたち」仙台行き記録と常磐線震災から復興への軌跡を紹介していこうと思います。
上野駅16番線・・・
震災が起きる数年前にはじめて乗った長距離特急がこの「スーパーひたち7号」であった。
この8時ちょうど発の仙台行きは9年が経過し、2015年春に名称を「ひたち」と変え、号数も「ひたち」と「ときわ」の号数が分離されたことにより「ひたち3号」が仙台行きとして復活することになった。
651系と言えば、やはり前面のディスプレイですよね~
撮影した編成のK205編成は現在も勝田に在籍する唯一の651系ですね。
そして前面に表示される「仙台ゆき」の文字!
E657系には前面にディスプレイが無いのでこの光景は見ることはできませんが・・・
側面の方向幕は見ることが出来ます!
果たして、明日運転を再開する「ひたち3号 仙台行き」はどのような表示になるのか?
「スーパーひたち」には表示されていた『常磐線経由』の文字は表示されるのだろうか?
近日中に接近放送とともに公開できればと思います。
さて、かつて運行されていた651系の「スーパーひたち7号」仙台行きと今回復活するE657系の「ひたち3号」仙台行きを比較していきたいと思います。
上野を8:00ちょうどに発車するスーパーひたち7号の途中の停車駅は、松戸(819)、土浦、水戸(919)、勝田、常陸多賀、日立(941)、泉、湯本、いわき(1022-25)、広野、富岡、大野、浪江、原ノ町(1127)、相馬、仙台(1223)の順に止まっていきました。
この列車の着目すべき点は、唯一松戸に停車する特急であったことです。
2015年春のダイヤ改正で、常磐線特急の停車駅が整理され千葉県内は「柏」に集約されたことにより、今回復活する「ひたち3号」は松戸の変わりに柏が停車駅となっている。
そして、651系の特徴でもありましたが7両の基本編成と4両の付属編成がありスーパーひたち7号は付属編成が「いわき止まり」で増解結を行っていたこともありいわきで3分ほどの停車時間があった。
一方で復活する「ひたち3号」はの停車駅は、柏(826)、土浦、水戸(918)、勝田、常陸多賀、日立(941)、磯原、泉、湯本、いわき(1023-25)、広野、富岡、大野、双葉、浪江、原ノ町(1132)、相馬、仙台(1231)となっている。
停車駅が増えたことにより若干震災前よりも乗車時間が長くなっているのも特徴です。
そして、上野の発車番線も16番線から17番線へ変更されています。仙台の到着番線は今も昔も1番線のようです。
いよいよ復活する仙台行き常磐線特急!
震災前の仙台行きは上野発仙台行きが3本、仙台発上野行きが4本、上野発原ノ町行きが2往復、いわき発仙台行き(スーパーひたち1号)が1本となっていましたが、今回の復活では3往復のみの復活となりました。今後の状況次第では、仙台行きの本数が増加する可能性もあるので乗り鉄の皆さんに掛かってるかもしれませんね~
続いて、常磐線復活の軌跡を振り返っていきましょう!
2011年3月11日 東日本大震災発生
これにより、首都圏をはじめとした鉄道路線はすべて運休となった。常磐線では津波の被害をもろに受けてしまい、新地駅、坂元駅が津波により崩壊。新地駅では4両編成の列車が脱線し大破したが、乗客・乗員は事前に全員避難し死傷者はなかった。浜吉田駅 - 山下駅間でJR貨物のコンテナ貨物列車が脱線した。勝田駅 - 水戸駅間で盛り土が変形し、レールは100メートル以上にわたってゆがんだ。
2011年3月12日 福島第一原発による影響
常磐線に特有の被害として、大野 - 双葉間の沿線に立地する福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染が挙げられ、事故後の2011年(平成23年)4月22日以降、原発からの半径20 km圏内と重複する広野 - 磐城太田間が災害対策基本法に基づく警戒区域(民間人強制退去・立入禁止)に指定、半径20 kmから30 km圏内のうち計画的避難区域でない地域の大半(久ノ浜 - 広野、磐城太田 - 鹿島)が「緊急時避難準備区域」に指定されたことにより常磐線は運転再開できなくなった。
その後、3月12日に日暮里~取手間が再開、3月18日に取手~土浦間が再開、3月31日に土浦~勝田間が再開、4月7日に勝田~高萩駅間が再開、4月11日に高萩~いわき間が再開、4月12日に仙台側の亘理~岩沼間が再開、4月17日にいわき~四ツ倉駅間が再開、5月14日に四ツ倉~久ノ浜間が再開、10月10日に久ノ浜~広野間が再開、12月21日に原ノ町~相馬駅間が再開した。
2013年3月16日 浜吉田~亘理駅間が再開、2014年6月1日に広野~竜田間が再開
2016年7月12日に小高~原ノ町駅間が再開、12月10日に相馬~浜吉田駅間が再開、2017年4月1日に浪江~小高駅間が再開、10月21日に竜田~富岡駅間再開と年を重ねるごとにどんどんと除染作業が完了したことに伴い再開を続けてきて・・・
2020年3月14日 常磐線全線運転再開へ
そして、明日常磐線民念願の全線復活を成し遂げる!
震災前分断された首都圏と仙台側の常磐線が再びつながる!
それに伴い、Suicaの首都圏エリアが拡大!浪江駅までが首都圏エリアとなり、Suica1枚で東京から浪江まで行けるようになる。
ちなみに、桃内駅をはさんだお隣、小高から先の区間は仙台側のSuicaエリアとなるため跨っての利用はできない。
分断され勝田車両センターに仙台車両センターの701系が常駐するようになったりとか、原ノ町に留置されていた651系が解体されたりとか9年間の不通が明日解消されます!
復活を記念して今一度長距離特急も復活するので、この機会にぜひ皆様も常磐線の旅に出掛けてみてはいかがでしょうか?
震災が起きる数年前にはじめて乗った長距離特急がこの「スーパーひたち7号」であった。
この8時ちょうど発の仙台行きは9年が経過し、2015年春に名称を「ひたち」と変え、号数も「ひたち」と「ときわ」の号数が分離されたことにより「ひたち3号」が仙台行きとして復活することになった。
651系と言えば、やはり前面のディスプレイですよね~
撮影した編成のK205編成は現在も勝田に在籍する唯一の651系ですね。
そして前面に表示される「仙台ゆき」の文字!
E657系には前面にディスプレイが無いのでこの光景は見ることはできませんが・・・
側面の方向幕は見ることが出来ます!
果たして、明日運転を再開する「ひたち3号 仙台行き」はどのような表示になるのか?
「スーパーひたち」には表示されていた『常磐線経由』の文字は表示されるのだろうか?
近日中に接近放送とともに公開できればと思います。
さて、かつて運行されていた651系の「スーパーひたち7号」仙台行きと今回復活するE657系の「ひたち3号」仙台行きを比較していきたいと思います。
上野を8:00ちょうどに発車するスーパーひたち7号の途中の停車駅は、松戸(819)、土浦、水戸(919)、勝田、常陸多賀、日立(941)、泉、湯本、いわき(1022-25)、広野、富岡、大野、浪江、原ノ町(1127)、相馬、仙台(1223)の順に止まっていきました。
この列車の着目すべき点は、唯一松戸に停車する特急であったことです。
2015年春のダイヤ改正で、常磐線特急の停車駅が整理され千葉県内は「柏」に集約されたことにより、今回復活する「ひたち3号」は松戸の変わりに柏が停車駅となっている。
そして、651系の特徴でもありましたが7両の基本編成と4両の付属編成がありスーパーひたち7号は付属編成が「いわき止まり」で増解結を行っていたこともありいわきで3分ほどの停車時間があった。
一方で復活する「ひたち3号」はの停車駅は、柏(826)、土浦、水戸(918)、勝田、常陸多賀、日立(941)、磯原、泉、湯本、いわき(1023-25)、広野、富岡、大野、双葉、浪江、原ノ町(1132)、相馬、仙台(1231)となっている。
停車駅が増えたことにより若干震災前よりも乗車時間が長くなっているのも特徴です。
そして、上野の発車番線も16番線から17番線へ変更されています。仙台の到着番線は今も昔も1番線のようです。
いよいよ復活する仙台行き常磐線特急!
震災前の仙台行きは上野発仙台行きが3本、仙台発上野行きが4本、上野発原ノ町行きが2往復、いわき発仙台行き(スーパーひたち1号)が1本となっていましたが、今回の復活では3往復のみの復活となりました。今後の状況次第では、仙台行きの本数が増加する可能性もあるので乗り鉄の皆さんに掛かってるかもしれませんね~
続いて、常磐線復活の軌跡を振り返っていきましょう!
2011年3月11日 東日本大震災発生
これにより、首都圏をはじめとした鉄道路線はすべて運休となった。常磐線では津波の被害をもろに受けてしまい、新地駅、坂元駅が津波により崩壊。新地駅では4両編成の列車が脱線し大破したが、乗客・乗員は事前に全員避難し死傷者はなかった。浜吉田駅 - 山下駅間でJR貨物のコンテナ貨物列車が脱線した。勝田駅 - 水戸駅間で盛り土が変形し、レールは100メートル以上にわたってゆがんだ。
2011年3月12日 福島第一原発による影響
常磐線に特有の被害として、大野 - 双葉間の沿線に立地する福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染が挙げられ、事故後の2011年(平成23年)4月22日以降、原発からの半径20 km圏内と重複する広野 - 磐城太田間が災害対策基本法に基づく警戒区域(民間人強制退去・立入禁止)に指定、半径20 kmから30 km圏内のうち計画的避難区域でない地域の大半(久ノ浜 - 広野、磐城太田 - 鹿島)が「緊急時避難準備区域」に指定されたことにより常磐線は運転再開できなくなった。
その後、3月12日に日暮里~取手間が再開、3月18日に取手~土浦間が再開、3月31日に土浦~勝田間が再開、4月7日に勝田~高萩駅間が再開、4月11日に高萩~いわき間が再開、4月12日に仙台側の亘理~岩沼間が再開、4月17日にいわき~四ツ倉駅間が再開、5月14日に四ツ倉~久ノ浜間が再開、10月10日に久ノ浜~広野間が再開、12月21日に原ノ町~相馬駅間が再開した。
2016年7月12日に小高~原ノ町駅間が再開、12月10日に相馬~浜吉田駅間が再開、2017年4月1日に浪江~小高駅間が再開、10月21日に竜田~富岡駅間再開と年を重ねるごとにどんどんと除染作業が完了したことに伴い再開を続けてきて・・・
2020年3月14日 常磐線全線運転再開へ
そして、明日常磐線民念願の全線復活を成し遂げる!
震災前分断された首都圏と仙台側の常磐線が再びつながる!
それに伴い、Suicaの首都圏エリアが拡大!浪江駅までが首都圏エリアとなり、Suica1枚で東京から浪江まで行けるようになる。
ちなみに、桃内駅をはさんだお隣、小高から先の区間は仙台側のSuicaエリアとなるため跨っての利用はできない。
分断され勝田車両センターに仙台車両センターの701系が常駐するようになったりとか、原ノ町に留置されていた651系が解体されたりとか9年間の不通が明日解消されます!
復活を記念して今一度長距離特急も復活するので、この機会にぜひ皆様も常磐線の旅に出掛けてみてはいかがでしょうか?
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