Project JRS公式ブログ

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2020年03月


あの震災から早9年・・・
あの当時のことを思い出すと心苦しい記憶が思い起こされる・・・

私も2013年に常磐線民となり、常磐線を利用してきたからこそ待ちに待った瞬間が今!訪れようとしています。
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震災からいよいよ全線で運転を再開することが出来る常磐線!
かつて、上野~仙台間を走った 651系電車は居なくなってしまったが、651系の後継車であるE657系が今再び上野~仙台間を駆け抜ける!

今日は、そんな常磐線が全線復旧するのに先駆け、私がかれこれ十数年前に乗った651系の「スーパーひたち」仙台行き記録と常磐線震災から復興への軌跡を紹介していこうと思います。

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上野駅16番線・・・
震災が起きる数年前にはじめて乗った長距離特急がこの「スーパーひたち7号」であった。
この8時ちょうど発の仙台行きは9年が経過し、2015年春に名称を「ひたち」と変え、号数も「ひたち」と「ときわ」の号数が分離されたことにより「ひたち3号」が仙台行きとして復活することになった。
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651系と言えば、やはり前面のディスプレイですよね~
撮影した編成のK205編成は現在も勝田に在籍する唯一の651系ですね。

そして前面に表示される「仙台ゆき」の文字!
E657系には前面にディスプレイが無いのでこの光景は見ることはできませんが・・・
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側面の方向幕は見ることが出来ます!
果たして、明日運転を再開する「ひたち3号 仙台行き」はどのような表示になるのか?
「スーパーひたち」には表示されていた『常磐線経由』の文字は表示されるのだろうか?

近日中に接近放送とともに公開できればと思います。

さて、かつて運行されていた651系の「スーパーひたち7号」仙台行きと今回復活するE657系の「ひたち3号」仙台行きを比較していきたいと思います。

上野を8:00ちょうどに発車するスーパーひたち7号の途中の停車駅は、松戸(819)、土浦、水戸(919)、勝田、常陸多賀、日立(941)、泉、湯本、いわき(1022-25)、広野、富岡、大野、浪江、原ノ町(1127)、相馬、仙台(1223)の順に止まっていきました。
この列車の着目すべき点は、唯一松戸に停車する特急であったことです。
2015年春のダイヤ改正で、常磐線特急の停車駅が整理され千葉県内は「柏」に集約されたことにより、今回復活する「ひたち3号」は松戸の変わりに柏が停車駅となっている。

そして、651系の特徴でもありましたが7両の基本編成と4両の付属編成がありスーパーひたち7号は付属編成が「いわき止まり」で増解結を行っていたこともありいわきで3分ほどの停車時間があった。
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一方で復活する「ひたち3号」はの停車駅は、柏(826)、土浦、水戸(918)、勝田、常陸多賀、日立(941)、磯原、泉、湯本、いわき(1023-25)、広野、富岡、大野、双葉、浪江、原ノ町(1132)、相馬、仙台(1231)となっている。

停車駅が増えたことにより若干震災前よりも乗車時間が長くなっているのも特徴です。
そして、上野の発車番線も16番線から17番線へ変更されています。仙台の到着番線は今も昔も1番線のようです。

いよいよ復活する仙台行き常磐線特急!
震災前の仙台行きは上野発仙台行きが3本、仙台発上野行きが4本、上野発原ノ町行きが2往復、いわき発仙台行き(スーパーひたち1号)が1本となっていましたが、今回の復活では3往復のみの復活となりました。今後の状況次第では、仙台行きの本数が増加する可能性もあるので乗り鉄の皆さんに掛かってるかもしれませんね~


続いて、常磐線復活の軌跡を振り返っていきましょう!

2011年3月11日 東日本大震災発生
これにより、首都圏をはじめとした鉄道路線はすべて運休となった。常磐線では津波の被害をもろに受けてしまい、新地駅、坂元駅が津波により崩壊。新地駅では4両編成の列車が脱線し大破したが、乗客・乗員は事前に全員避難し死傷者はなかった。浜吉田駅 - 山下駅間でJR貨物のコンテナ貨物列車が脱線した。勝田駅 - 水戸駅間で盛り土が変形し、レールは100メートル以上にわたってゆがんだ。

2011年3月12日 福島第一原発による影響
常磐線に特有の被害として、大野 - 双葉間の沿線に立地する福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染が挙げられ、事故後の2011年(平成23年)4月22日以降、原発からの半径20 km圏内と重複する広野 - 磐城太田間が災害対策基本法に基づく警戒区域(民間人強制退去・立入禁止)に指定、半径20 kmから30 km圏内のうち計画的避難区域でない地域の大半(久ノ浜 - 広野、磐城太田 - 鹿島)が「緊急時避難準備区域」に指定されたことにより常磐線は運転再開できなくなった。
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その後、3月12日に日暮里~取手間が再開、3月18日に取手~土浦間が再開、3月31日に土浦~勝田間が再開、4月7日に勝田~高萩駅間が再開、4月11日に高萩~いわき間が再開、4月12日に仙台側の亘理~岩沼間が再開、4月17日にいわき~四ツ倉駅間が再開、5月14日に四ツ倉~久ノ浜間が再開、10月10日に久ノ浜~広野間が再開、12月21日に原ノ町~相馬駅間が再開した。
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2013年3月16日 浜吉田~亘理駅間が再開、2014年6月1日に広野~竜田間が再開

2016年7月12日に小高~原ノ町駅間が再開、12月10日に相馬~浜吉田駅間が再開、2017年4月1日に浪江~小高駅間が再開、10月21日に竜田~富岡駅間再開と年を重ねるごとにどんどんと除染作業が完了したことに伴い再開を続けてきて・・・

2020年3月14日 常磐線全線運転再開へ

そして、明日常磐線民念願の全線復活を成し遂げる!
震災前分断された首都圏と仙台側の常磐線が再びつながる!
それに伴い、Suicaの首都圏エリアが拡大!浪江駅までが首都圏エリアとなり、Suica1枚で東京から浪江まで行けるようになる。
ちなみに、桃内駅をはさんだお隣、小高から先の区間は仙台側のSuicaエリアとなるため跨っての利用はできない。

分断され勝田車両センターに仙台車両センターの701系が常駐するようになったりとか、原ノ町に留置されていた651系が解体されたりとか9年間の不通が明日解消されます!

復活を記念して今一度長距離特急も復活するので、この機会にぜひ皆様も常磐線の旅に出掛けてみてはいかがでしょうか?

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少しはまじめに更新しなきゃな~なんて思いながら更新作業をしております。

700系新幹線ってそういえば今日がラストランの予定だったようですね~
しかし、新型コロナウィルスによってラストランイベントは中止となり・・・事実上最後に本線走行したのは先週3月1日の団体列車がラストランということになってしまいました。
営業運転での最後は、2月28日が最後という事に・・・

まあ、私にとって700系新幹線はあまり思い入れがある車両ではないのでそこまで気にはしていないのですが・・・
ラストランということで、700系の写真あるかな~って探してたら以外にも撮影はしていたようです。

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ちなみにカモノハシとか呼ばれている700系新幹線ですが、実はE4系新幹線(2代目MAX)の方が登場が先なんですよ!
E4系新幹線の登場は1997年12月に対し700系新幹線は1999年3月とカモノハシはE4系のほうが古いのである。

そんな700系新幹線ですが、東海道新幹線の伝統を引き継いだ最後の新幹線だと私は思っています。

①東海道新幹線最後の形式
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今まで0系→100系→300系→500系→700系と続いてきたのですが、東海道・山陽新幹線の系譜はこの700系で終わってるんですよね。

以降登場するのは、700系を進化させた列車ものになっている。

②700系はさらに進化を遂げる

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前述の通り、東海道・山陽新幹線系統最後の形式が700系なので以降登場する新幹線はすべて700系を参考に進化を遂げている。
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N700系→N700-1000系(N700A)→N700S系と進化・改良されていっている。
先頭車はカモノハシみたいでは無くなりましたが、700系の良い点をそのまま引き継いだのがN700シリーズなのである。

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撮り鉄目線からするとN700系シリーズは空気抵抗を考えて設計されていることからあまり写真映えは良くないんですよね・・・

③新幹線最後の方向『幕』車
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現在の新幹線では唯一!幕式の方向幕を採用していたのがこの700系であった。
N700系からはフルカラーLEDとなり、同種の700系レールスターはLED表示となっている。
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一方で、JR東日本の東北・上越新幹線系統は400系が最後に幕式を採用して以降LEDが主流となってしまった。
ちなみについ最近まで運行されていた200系もリニューアルされた際にLED式に交換されていたため幕式を採用していた新幹線は700系が唯一だったのです。

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東海道・山陽新幹線から700系の引退により、N700S系が運転を開始し毎時12本ののぞみという未だ嘗てない大増発を遂げる東海道新幹線。
300系が登場した当時を考えると想像を遥かに超える「のぞみ」大増発ですよね~

これにより、東海道新幹線はすべてN700系統で統一されるので定速走行が可能になり毎時12本という運転が可能になったのである。

本音を言えば、上述の通りN700系の先頭車は凸凹していて写真写りが悪いんでこの車両に統一されると撮影したくなくなるんですけどね・・・

最後に・・・私がかれこれ2008年辺りから撮影した東海道新幹線が華やかだった時の写真を少しあげようかと思います!

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やっぱり東海道新幹線といえば300系なんだよね~この形もうものすごくカッコいい!

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そして、やっぱり500系!今やEVAにされたりハローキティーにされたりして遊ばれている500系新幹線ですが、かつては山陽新幹線内では300㎞/hという速さを出していた。
この斬新的な鼻の長さがカッコよかった500系ですが、JR東海が利便性の悪さを指摘し早々に撤退し今に至る。

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なんか探したら700系がきれいに写った写真も出てきましたよw
小田原で撮影した在りし日の700系C編成。

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そうそう、忘れちゃいけない!
700系にはJR東海が保有するC編成の他にJR西日本が所有するB編成もあるんですよ!

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JR西日本が所有する700系は先頭車側面に「JR700」と入っているのが特徴です。
ちなみにこれは昔からの伝統みたいで500系にも「JR500 WEST JAPAN」と入っていた。

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そして、大きな違いはやっぱりJR西日本が保有する編成はなぜかLED幕が採用されていたというちょっとした違いがあった。
このJR西日本の700系も2020年2月28日をもって東海道新幹線での営業運転を終了した。以降は山陽新幹線内での運転となる模様です。

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最後は・・・本当は今日がラストランだった700系新幹線の記念ラッピングを・・・
最後の本線走行は、廃車回送を行う日です!おそらく近日中には行われるでしょう。
浜松までの区間の方は最後の勇姿を見届けてくださいね!

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最後の更新が去年の年末以降止まっていましたので、久しぶりに更新作業をしていこうと思います。

更新をおろそかにしていた間に色々と出来事もありましたが、今日は1週間後に迫ったダイヤ改正について書いていきたいと思います。

今回のダイヤ改正で私が大きく注目しているのは、今まで続いてきた早朝・深夜帯の中央・総武緩行線御茶ノ水行きの廃止である。

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もともと、中央線沿線に住んでいた私にとってはいよいよ来てしまったか・・・という印象なんですが、もう御茶ノ水行きという行き先が見れなくなるのは少し悲しいですね。
そして、この御茶ノ水行きの特徴は早朝と深夜だけは中央本線と総武緩行線を分離することがメインとなっている。

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この時間帯だけは、中央快速線は運転しておらず(夜間のみあり)中央快速線も東京・神田・御茶ノ水・水道橋・飯田橋・市ヶ谷・・・の順に停車していくなので御茶ノ水までは中央快速線を走行しそれ以降はポイントを転線して中央緩行線の線路に移動する。

一方で、総武緩行線は御茶ノ水まで運転した後・・・
水道橋まで回送する、その後水道橋で東行き線路へ転線して御茶ノ水始発千葉・津田沼行きという風になる。

私にとっては、この光景が日常茶飯事だっただけに無くなるのは悲しいですね~


続いて気になるのは、駅名が変更となる駅です。
私の住む沿線ににも有るんですが、あの「佐貫駅」がついに「龍ケ崎市駅」という変な駅に変わる!

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新型コロナウィルスのせいで、記念入場券の販売がなくなってしまったのだが、龍ケ崎市がJR水戸支社にかねてから要望を出していた佐貫駅の駅名改称がついに実現することになる。
改称にあたって龍ケ崎市も負担をしたのだとか・・・

お隣千葉県の内房線にある「佐貫町駅」と間違われることも今後なくなる!

昨年末にお邪魔した際にはこのような幕が駅前に張り出されていた。

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変更の理由としては佐貫駅はJR常磐線の中で唯一の龍ケ崎市の駅であること(お隣の藤代は取手市、牛久は牛久市)と龍ケ崎市の中心となる駅だからこそ龍ケ崎をアピールすることが目的だそうです。

もともと龍ケ崎市だったのですが、ココ最近になり改称の動きが活発化したという印象です。

ちなみに、関東鉄道竜ヶ崎線の佐貫駅は変更なしのようです。まあ、関東鉄道が駅名を変更すると龍ケ崎市~龍ヶ崎という意味不明な行き先が誕生すちゃうから賢明な判断ですよねw

何れにせよ、JRの佐貫という駅名も残り1週間です。

駅名変更といえば、こちらの駅も変更されます!

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京浜急行の「羽田空港国内線ターミナル(→羽田空港第1・第2ターミナル)」と「羽田空港国際線ターミナル(→羽田空港第3ターミナル)」さらに東京モノレールの「羽田空港第1ビル(→羽田空港第1ターミナル)」「羽田空港第2ビル(→羽田空港第2ターミナル)」「羽田空港国際線ビル(→羽田空港第3ターミナル)」も変更となる。

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この変更は、羽田空港の国際線就航先増加に伴い羽田空港第2ターミナルでも国際線が就航するため第2ターミナルが国内線以外の離発着が有るため変更されるようである。

個人的な見解を述べると、もともと羽田空港の就航先が増えたから成田空港を作ったのにまたこうして羽田空港に就航先増やしたら成田空港を作った意味が無くなるんじゃないですかね?成田空港ではあれほどの被害を出しておきながら、国内線の羽田、国際線の成田を守れなくなっているのは如何なものかと私は思うのですがね・・・

京浜急行では、それ以外にも「花月園前(→花月総持寺)」や「新逗子(→逗子・葉山)」「仲木戸(→京急東神奈川)」が変更となる。
上記駅の変更の理由は、様々だがJRへの乗換駅が近かったり観光客誘致を目的としていたりする。

今回のダイヤ改正は、そのような改正にも注目を持ってもらえるといいかもしれませんね~

ダイヤ改正前ですので、私も色々と駅に取材に行ってこようかと思います!


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