Project JRS公式ブログ

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2015年06月


久しぶりに連日の更新です。

本日、JR東日本盛岡・秋田支社がある発表をしました。

来月1日~9月30日まで開催される「青森県・函館観光キャンペーン」の一環として2002年東北新幹線八戸延伸時に廃止された快速「海峡」号を13年ぶりに復活運転するそうです。

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昔、撮影していた唯一の「海峡号」の写真。
アルバムで保存していた写真をスキャナーしたのでビニールが映り込んでしまいました。

それでは、快速「海峡号」について解説していきたいと思います。

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快速「海峡号」は1988年3月の青函トンネル開業と同時に運行を開始した列車です。当時この列車の役割は青森~函館間を結んでいた青函連絡船の代替として登場しました。
なので、快速であり格安で時間がかかること無く北海道へ渡ることが出来たので、非常に重宝した(特に青春18きっぷユーザーとか)列車でした。

編成はED79形電気機関車と50系客車で組成されており客車内には青函トンネルの断面が描かれた車内表示器も設置されていました。

そんな海峡号ですがこの列車にはもう一つ役目があり、青函トンネル開業で一躍有名になり昨年のダイヤ改正まで存在した「竜飛海底駅」と「吉岡海底駅」への輸送です。青函トンネルブームに乗じて多くの人を海底駅へと運びました。

皆さんはすでに、忘れられた周遊券覚えていますか?
「ゾーン539」という切符があったことを・・・この切符で吉岡海底駅や竜飛海底駅を見学することができたんですね~
ちなみに「539」というのは青函トンネルの約全長です。青函トンネルは53.85㎞なので「約53.9㎞」からの小数点を消した「539」となったのです。

この列車は快速ということもあり、途中いろいろな駅に停車しています。
津軽線内では油川駅・奥内駅・蟹田駅、海峡線内は竜飛海底駅・吉岡海底駅・知内駅・木古内駅、江差線内では上磯駅にも停車していたというのが最大の特徴です。
ちなみにすべての駅に停車していたわけではなく、一部の列車が停車していただけです。ただし、今と同じ蟹田・木古内・五稜郭の駅には全列車が停車していました。

上々の滑り出しを迎えた快速海峡ですが・・・1995年には青函トンネルブームは終焉し、運転本数減少の一途をたどります。

歯止めのかからない減少を食い止めようと、JR北海道のいろいろな取組をしだします。


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1997年には1往復が「はつかり」に格上げし7往復へと減少します。これにより「はつかり」の北海道への上陸を果たすことになります。
同時に海峡号ではカラオケ個室を設置したカラオケカーを編成に組み込むようになる。

開業から10年が経過した1998年3月からアニメ「ドラえもん」とタイアップをし「ドラえもん海底列車」の運行を開始します。
当時は、大山のぶ代ドラえもん真っ只中ということもあり大山ドラえもんが車内放送をしたり、函館駅の発車メロディーがドラえもんのうたに変わったりとしました。

これ以降7往復で5両ないし4両での運転が2002年のダイヤ改正前まで継続します。

そして、11月30日最終運行日を迎え・・・
東北新幹線が八戸延伸したのと同時に特急「はつかり」・快速「海峡」は廃止され特急「白鳥・スーパー白鳥」に置き替えられます。

それにより、今まで青春18きっぷで渡れた北海道へ渡れなくなるのではないかという問題が浮上し、青春18きっぷが無くなるのではないか?とか噂されていましたが、蟹田~木古内間特急の自由席に乗れる特例が設けられ存続の危機は脱しました。
これを第一次青春18きっぷ存廃問題というのです。(←私がかってに付けただけですw)
ちなみに、第二次青春18きっぷ存廃問題というのは今年の北陸新幹線による北陸本線の三セク化。来年は北海道新幹線開業により第三次青春18きっぷ存廃問題が起こる可能性があります。

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そんな、歴史をたどった快速「海峡」が13年の時を経て蘇ります。

今回の復活運転は、団体臨時列車としての運行になるため、通常の切符では乗車できません。
6月15日14時から、JR東日本の旅行センター「びゅうプラザ」で『復活 海峡号』を利用する旅行商品が発売されます。旅行代金は大人1人・青森発着の場合、往復とも『復活 海峡号』を利用する日帰りコースが1万3600円、復路は特急を利用する日帰りコースが1万1000円、復路は津軽海峡フェリーを利用する1泊2日コースが1万9800円。いずれも記念乗車証や特製駅弁が付きます。

車両は50系客車が全車廃車となっているため、14系客車に変更となります。
ただ、機関車は未だに現役ですのでED79+14系客車での運転となります。

運転日は7月4日!
運行時刻は、往路が青森9時44分発~函館13時02分着、復路が函館13時38分発~青森17時34分着。14系客車を使用し、EF79形がけん引する。車内では、往路で竜飛定点(旧・竜飛海底駅)、復路で吉岡定点(旧・吉岡海底駅)の駅名標と記念撮影ができるほか、駅スタンプを押すこともできる。また、当日は9時から9時45分まで、青森駅の5・6番線ホームで観光キャンペーンのオープニングセレモニーと『復活 海峡号』の出発式が行われる予定です。

約13年の時を経て復活を果たす快速「海峡」この列車こそ青函トンネルの初期の姿を知っている列車です。来年にはその青函トンネルを新幹線が走行することになります。
約28年が経過し客車から新幹線へと変わる青函トンネル。そう考えると感慨深いものがありますよね~。

乗りたいし写真撮りたいのですが、1週間前に北海道に行くので多分無理ですね~

皆さんのご報告を私は待ちたいと思います。

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毎年憂鬱な6月がやってまいりました。
6月は例年更新頻度が落ちるんですよね~
というか、ブログを更新するのが面倒くさくなる時期なんですよね・・・
(なら更新するなよ!と思われるかもしれませんが、毎年のことなので気にせず更新はします。)
ただ、更新頻度は2日に1回から3・4日に1回となりますのでご了承ください。

まずは、常磐線に駅名改称の動きが出ているのでそちらの記事をご紹介したいと思います。

JR佐貫駅:周辺では改称反対相次ぐ 龍ケ崎・意見交換会 /茨城

毎日新聞 2015年06月07日 地方版

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 龍ケ崎市は6日、JR常磐線佐貫駅の駅名改称に向けた住民との意見交換会を市内2カ所で開いた。このうち馴柴コミュニティセンター(同市馴柴町)は駅周辺の佐貫地区に近いとあって、改称に反対する意見が相次いだ。

 市は「龍ケ崎市駅」を最有力候補として改称を希望し、JR東日本水戸支社と交渉に入っている。

 センターに集まった住民は約200人。「JRと交渉前に地元に説明すべきだ」「慣れ親しんでいる佐貫のままがいい」など「改称反対」が優勢だった。一方、「(龍ケ崎市という)ブランドに投資すべきだ」など賛成意見も少数ながらあった。

 中山一生市長は「覚書を交わさないと次の段階に進めない。性急なイメージを与えたと思う。引き続き対話を進めていきたい」と理解を求めた。【安味伸一】



な、なんと!
讃岐駅ではなく「佐貫駅」の駅名が「龍ケ崎市駅」になる可能性があるとのこと!

正直、ダサい・・・
というか、なんか私鉄みたいな駅名で馴染めないですよね~

では、なぜそんな風になっているのかをココで池上解説したいと思いますw

まず佐貫駅が出来たのは今から約115年前までさかのぼります。
時は、明治33年(1900年)日本鉄道土浦線(後の常磐線)と竜崎鉄道(後の関東鉄道竜ヶ崎線)が同時に開業した時に設置された駅がこの佐貫駅です。
元々の地名が「佐貫町」であったことからそのまま駅名になったものだと思われます。

もともと、龍ケ崎市の市街地とは遠い場所に設置された駅故に、竜ヶ崎線が有りこの駅名が付けられたわけですが、近年になり龍ケ崎周辺のニュータウン化により龍ケ崎から通勤をするようになった人が増えました。
(ちなみに、私の会社にも佐貫から通ってる人がいます。)

そうすると、起るのが龍ケ崎市の中心的な駅なんだから市の名前を駅名にした方がいいんじゃないか?という疑問です。
ただ昔から佐貫周辺に住んでた人からしたらいい迷惑な話ですよね・・・

確かに、近年になり今や龍ケ崎市の中心的な駅なのに間違いはありませんが、常磐線民や佐貫駅周辺に住んでた人からしたら馴染みの駅であるのは間違いありません。

だから、このようにニュータウンに住んでいる人と佐貫駅周辺に住んでいる人との隔たりが起るわけです。

これは、今年開業した北陸新幹線でも言えることで・・・
上越妙高駅となった旧脇野田駅周辺の人は脇野田の名を残して欲しかったという意見も出ています。(のちに、自由通路の名として残りました)
現、とうきょうスカイツリー駅も元々は業平橋駅という駅でありこの駅改称の時も沿線住民からは悲しみの声が出ていました。

まだ、佐貫駅は上記駅のように何かが開業し名前が変わるわけではありませんが、今後の住民同士の話し合い次第では「龍ケ崎市駅」となる可能性もあります。

今後とも注視しなければいけない焦点となりそうです。


さて、ふと疑問に思うことが有りますよね?
タイトルが佐貫じゃなくてタヌキになっていることを・・・

以前の車内放送の英語では何故か英語読みなせいか「タヌキ」と聞こえたことからあえて「タヌキから龍へ?」というタイトルにしてみましたw

それでは、更新頻度が落ちておりますが次回をお楽しみに!

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6月になって初めての更新です。
最近忙しくてなかなか更新できません。予めご了承ください。

上野駅である調査が行われるようなので記事にしたいと思います。

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どうやら上野駅がお客様流動調査を行うようです。

6月9日(火)のAM7:00~10:00までの間に上野駅を利用した人に上のような調査カードが渡されるようです。

どうやら回収員に渡すようですが、具体的にどこで渡すのかが記載されてないのでどんな風に調査するのかが分からないのですが、恐らくこのカードがどこの駅に向かうのかの調査なんではないかと思います。

これを調査する目的として、恐らく上野東京ライン開業によって上野駅利用者がどのように変化したのか?
そして上野駅利用客の流れがどう変わったのかを調査するのだと思います。

つまり、この調査によってそれが分かるということですね。
この調査結果が一般に公開されるかどうかは不明ですが・・・

6月9日上野駅を利用する方は調査に協力してあげてください。

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