Project JRS公式ブログ

只見線を応援する同人サークル「Project JRS」公式ブログ! Project JRSでは茨城県及び北海道も応援しています!

2015年05月


それでは、今日は昨日に引き続いて485系T18編成について徹底解説していきたいと思います!

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以前もこのブログで書きましたが、T18編成は北海道で活躍した485系1500番台を連結しています。

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1500番台の特徴は、ヘッドライトが4灯式となっている点です。
上のライトは2灯式となっているのが最大の特徴だと思います。

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そして、テールライトが出っ張っているのも特徴です。

そんな、1500番台はもともと北海道で活躍していました。
なぜ、485系が北海道に行ったのか?それは、Wikipediaの記事を読んでいただいたほうが分かりやすいと思いますのでこちらをご覧ください。

1974年に製造された北海道向け特別耐寒耐雪形の番台区分である。

函館本線の電化区間であり道央都市間連絡の要となる札幌~旭川間では冬期も安定した性能を誇る711系電車による急行「かむい」ならびにノンストップ急行「さちかぜ」が堅調な実績を上げていた。そのため同系をベースとした新型交流専用特急車が計画されたが、TM14形を含む従来形主変圧器の絶縁・冷却に使われていたPCB油の毒性が判明し、油種変更に対応するため計画は一時頓挫した。だが、沿線と北海道総局の期待が強いことと無害なシリコーン油を使用するTM20形主変圧器が開発されたため北海道向けに300番台をベースに改良した本グループを暫定投入する事が決定。以下の設計変更が行われた。

北海道地区での運用は6両モノクラス編成としたために本区分番台ではモハ485・484形とクハ481形のみの製造。モハ484形は専務車掌室・車販準備室設置とした600番台の構造を踏襲。
台車は耐寒耐雪強化タイプとし呼吸式軸箱のほか、電動車では両抱き式耐雪ブレーキならびに鋳鉄製制輪子対応のDT32G形を、クハ481形では踏面清掃装置付のTR69G形を装着した。
床下機器箱には凍結防止用ヒーターを追加し、粉雪浸入防止シール類を新設した。
クハ481形は300番台と同様の非貫通型であるが、降雪時の視認ならびに被視認性向上の観点から運転台上前照灯2基増設し計4基としたほか、ワイパーもブレードを4本に増強し運転台側面ガラスも熱線入りに変更。
1973年度第1次債務で川崎重工業(現・川崎重工業車両カンパニー)と日立製作所笠戸事業所の2社により新造され、22両全車が札幌運転所へ配置された。初年度は耐寒耐雪装備の試用を兼ねた青森運転所への貸渡名目で大阪 - 青森間の「白鳥」に投入された。翌1975年1月から順次札幌に回送され、同年7月18日から新設L特急「いしかり」として運転が開始された。

さらに北海道での運用開始後の1976年に苗穂工場で以下の改造を施工。
尾灯が自車の巻き上げで付着する雪で確認できなくなることが判明したため車体内側から電球を交換する標準タイプから外側より交換する外はめ式に変更。
前頭部連結器を密着自動形に交換。
暖房装置ならびに凍結防止ヒーターの強化。
しかし本来は本州地区での使用が前提とされた車両であるため冬期には以下のトラブルが多発した。

無接点制御装置搭載の711系に対し本系列では主制御器などの電装部品に可動部品や接点が多く侵入した粉雪の融解による絶縁不良や再凍結による動作不良。
走行中は負圧となる車内に北海道特有の粉雪が出入口から大量に侵入し凍結した客用扉の不作動による遅延・運転打切り・運休が続発。

このため編成をMM'1ユニット減の4両に短縮。運転間隔を1時間から2時間とする計画運休による間引きで予備車と折り返し整備時間を確保した。

これら各種トラブルの根本的解決はなされず、1978年に北海道専用特急電車となる781系試作車を開発。量産車が製造された後の1980年夏までに1500番台は全車が青森運転所に転出。分割民営化時には全車がJR東日本に承継された。

分割民営化され全車が、JR東日本に継承されたわけですが・・・
今残るのはこのT18編成に組成されている1508のみです。他の相方たちは・・・
1501は新潟R28編成へと改造され、1502・1503は長野のジョイフルトレイン彩(いろどり)へ改造、1504・1505は勝田のK60編成になり原型をとどめていましたが、2013年1月に廃車となり、1506はR24編成に改造された後羽越線脱線事故によって廃車、1507は新潟T21編成に組成されましたが2006年に廃車となっています。

今日は、そんな北海道でも活躍し、最後まで原型のままで残されているクハ481-1508から4号車までを紹介します。

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1号車(クロハ481-1029)都の最大の違いが車番です。

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クハ481-1508の車番は白文字で表示されています。
対するクロハ481-1029の方は黒文字です。
北海道タイプの車両ではよく白文字で記載されていると思いますが、こちらもそれを再現したんでしょうかね?
なぜ、この車両だけ白文字なのかはよく分かりません・・・

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こちらは5号車です。

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車番はモハ485-1074となっており、4号車とユニットを組んでいる車両です。

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そして、4号車です。

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車番はモハ484-1074です。

1両ごとの紹介は終了したので、T18編成の最終的な編成は・・・

↑新潟
クハ481-1508(6号車)
モハ485-1074(5号車)
モハ484-1074(4号車)
モハ485-1082(3号車)
モハ484-1082(2号車)
クロハ481-1029(1号車)
↓長岡

と、なります。
現在新潟に所属している485系はモーターを積んだ車両のみが所属し、サハ等の付随車は所属していません。

さあ、今後この485系T18編成の行方が気になりますね。
出来れば、クハ481-1508は北海道の特急列車の礎を築いた車両ですので、保存してもらいたいです。

ありがとう485系T18編成・さよならT18編成!

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いや~すごい地震でしたね・・・
あんな地震は初めて経験しましたね・・・あんな円を描くような揺れは・・・

最近地震が多いので皆さん注意を怠らないようにしましょう!

さて、今日は色々と鉄道イベントが盛り沢山でしたね!
仙石線が久しぶりに全線で運転再開し、仙石東北ラインも開業しました!

そんな中、人知れず引退した車両が新潟車両センター所属の485系T18編成です。

今日は485系T18編成について感謝の気持を込めて書かせていただきたいと思います!

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485系T18編成が新潟にやってきたのは、2000年夏です。
盛岡支社から新潟支社へ転入し、一度は白をベースとした上沼垂色へと変わりましたが、2008年に再び現在の塗装である国鉄色に戻されました。ATS-P(自動列車停止装置の一部)や車内減光装置を備え、首都圏にも乗り入れていました。
ATS-Pと車内減光装置があることにより一時はムーンライトえちごや急行能登などの夜行列車などでも使用されていました。
2015年春のダイヤ改正までは、特急「北越」・快速「くびき野」で使用されていました。

それでは、T18編成に組成されている車両を1両ずつ見て行きましょう!

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こちらが1508では無い方の先頭車で1号車です。

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こちらは一般の485系という感じですよね~
新潟の485系ということで1号車の半分がグリーン車で残りの半分が普通車となっています。

なので普通車とグリーン車が連結されているので車番は・・・

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クロハ481-1029となっています。
グリーン車には16名。普通車36名乗せることが出来ます。

続いて2号車です。

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こちらは普通車なので、モハ484-1082です。

続いて3号車です。
2号車と同じくユニットを組んでいます。
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こちらも普通車となっています。

長くなるので、4~6号車までと唯一現存する北海道仕様の6号車クハ481-1508について徹底解説したいと思いますのでお楽しみください!

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JR東日本の書庫がだいぶいっぱいになってきていたので「東北地区」と「信越地区」という書庫を新設し分離しました。
なので、今後東北地方の路線を扱うときは「東北地区」の書庫に新潟・長野を扱う場合は「信越地区」で対応します。
信越地区の三セクは「東日本私鉄」で対応します。今後の状況に応じてその都度変更させていただきますので予めご了承ください。

さて、明日待ちに待った仙石線と仙石東北ラインが開通します!

仙台と石巻が分断され早4年2ヶ月その間石巻線経由や仙石線代行バス・高速バスでなんとか仙石間を結んできましたが、それも今日で終わりです!
ついに、仙石線とその替わりになる仙石東北ラインが開通します!

今日は仙石線・仙石東北ラインの開通後のダイヤについて書いていきたいと思います。

まずは、仙台支社のプレスをご覧ください。


まず注目していただきたいのが、運賃が変更になるという点です。
震災による津波により多くの駅が被災しました。その影響で駅を内陸に移設した路線が多数あります。それにより今までと距離数が変わり運賃が変更になっています。
仙石線は陸前大塚~陸前小野間を内陸に移設したことにより1.2km短縮しています。

仙石東北ラインは実際は東北線塩釜~松島駅間から仙石線へと転線するのですが、そうすると運賃計算がややこしくなるので、松島駅を経由して仙石線に移動したという運賃計算方法をします。
運賃計算としては

(松島までの距離)+0.3+(高城町からの距離)=合計営業キロ(運賃)

という計算をします。

さらに、特例が認められます。
① 区間外乗車【仙石東北ライン開業時の 5/30 から適用】
松島又は愛宕以遠(品井沼方面)の各駅と、高城町以遠(松島海岸又は手樽方面)の各駅との相互間(松島・塩釜間)を乗車する場合に、塩釜・松島間の区間外乗車の特例を設定します。

② 定期券の他経路乗車【仙石東北ライン開業時の 5/30 から適用】
仙台以遠(長町方面、あおば通又は東照宮方面)の各駅と高城町以遠(手樽方面)の各駅との相互発着(東北本線経由)の定期乗車券においては、乗車経路通りの発売を行いますが、下車しない限り他方の経路の乗車も可能とします。なお、券面経路外の駅で下車した場合は、別途定期券面区間外の運賃を収受します。

つまり、どちらの経路を通ったとしても降りる駅が同じならOKということです。
ただし、経路区間外(つまり、仙石線経由なのに国府多賀城とかで下車したら、高城町~国府多賀城)までの運賃が徴収されるということです。

運賃としては、仙台~石巻間の運賃に変更はなく840円。
変わってくるのが、仙台~矢本間です。
この区間は仙石東北ライン経由になると760円から670円へ変更となります。
コレ以外にも変更が生じてくる駅もあるので上記計算方法で算出してみてください。

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続いて、ダイヤについて書いていきます。
仙石線は今まで通り始発駅は「あおば通駅」となります。

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今回の仙石線での変更点は、「快速」の廃止です。快速は、仙石東北ラインの方に新設されます。

ですので、仙石線は各駅停車のみとなります。石巻方面へ急ぐ場合は仙石東北ラインを使用することになると思います。

石巻からの仙石線は約1時間に1本ですので、以前とあまり大差はないと思います。ただ、仙石東北ライン経由の快速が運転されるので少し変わるかと思われます。

それでは、仙石東北ラインについて書いていきます。


仙石東北ラインは、東北線仙台~仙石線石巻を結ぶ路線です。別名で言うと東北・仙石短絡線。今まで貨物の受け渡し等で使用された?線路を路盤強化し営業使用できる線路に改良した路線です。
ただ問題があり、仙石線は直流・短絡線は非電化・東北線は交流と全てにおいて違う電化方式なので、直通には地球にやさしいハイブリッドディーゼルでの運転となります。
そして登場したのが上の画像の通り「HB-E210系ハイブリッド気動車」です。
仙石東北ラインはこの列車での運転となります。

というかかなりE721系に似ている気がします・・・
というか、前面が瓜二つのような気が・・・

仙石東北ラインは全3種の列車が運転されます。
特別快速」は停車駅が仙台・塩釜・高城町・矢本・石巻のみ1日1往復運転されます。
赤快速」は朝と夕方のみの運転で、停車駅は東北線は仙台・塩釜と仙石線は高城町・野蒜・陸前小野・矢本・陸前赤井~石巻の各駅となります。
緑快速」は日中に運転される種別で、東北線仙台~塩釜までの各駅と仙石線は野蒜・陸前小野・矢本・陸前赤井~石巻までの各駅となります。

最速達が特別快速の52分・赤快速が55分・緑快速も1時間5分程度と今までの仙石線の快速よりも数分早くなるかと思います。

仙石東北ラインも約1時間に1本の割合で運転されます。時間帯によっては運転されない時間もあるのでその都度仙石線と仙石東北ラインで検討する必要があるかと思います。

コレ以外にダイヤ改正で変更になるのが・・・

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今まで仙台と石巻を石巻線経由で最速達で結んできた直通快速は仙石線と仙石東北ラインの開通により廃止となります。
これにより、直通快速という種別もなくなります!

石巻線はこれで仙台と石巻を結ぶ役割を終了し、今まで通り小牛田~石巻・女川を結ぶ地域輸送に専念できることになります。

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石巻線では、キハ40・48で運転されてきましたが、このダイヤ改正より陸羽東線・陸羽西線で使用しているキハ110での運転となり、全列車に冷房が搭載される列車での運転となります。

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以上が、今回のダイヤ改正で変更になる点です。

さあ、ついに明日ダイヤ改正です!
仙石東北ラインはどのような風を石巻にもたらすのでしょうか?

そして、石巻線はどんな変化をするのか・・・
非常に楽しみです。

そうそう、明日はついに新潟T18編成のラストランです!
こちらも目が離せないですね!

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ついに明日石巻線からキハ40が引退します。
国鉄民営化時代から約27年の歳月が経ち、ついに石巻線からもキハ40・48が引退し、キハ110へと置き換わります。

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他線区ではキハ110の他にキハE120形やキハE130系などが多く活躍しだしていますが、今まで石巻線は置き換えされてきませんでした。
小牛田から分岐する陸羽東線は1998年12月からキハ110で運転されているのに何故なのだろうか?
私が考えた所、やはり原因は東日本大震災なのではないかと思います。あの震災がなかったら置き換え話は進んでいなかったかもしれません。ただ、耐用年数もそろそろ限界に近いはずなので時間の問題だったのは確かです。

あの震災が発生し仙石線石巻~矢本間で使用されるようになり、2013年には気仙沼線でも使用されるようになりました。そして、やはり大きいのは仙石東北ラインの開業でしょう!この仙石東北ラインには新しい気動車であるHB-E210系が採用されています。これは、大きな転換期です。

今まで、JR東日本はキハ40系に変わる新しい気動車を作ってはきました。それは、概ね首都圏近郊から順に導入されていきました。首都圏に近い線区はキハ110からキハE〇〇へと移り変わっていきました。
例に上げると、小海線や水郡線に導入されたキハ110は小牛田や盛岡等に転属していきました。
こうして、ある程度首都圏近郊の気動車はキハE〇〇というやつで、だいたい置き換えが完了したことが今回の置き換えにも繋がっているのだと思います。

そして、ハイブリッド気動車の開発も大きな転換期になったのは間違いありません。
たぶん、次期主流になるのは間違いなく仙石東北ラインに充当されるHB-E210系に間違いありません。

さて、話が逸れましたので戻します。

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今、小牛田運輸区にはキハ40・48が全部で29両在籍しています。1999年にキハ58系がキハ110に置換えられ、その後も数を増やし続けます。前述のとおり小海線や水郡線からキハ110が小牛田へ転属し今やキハ110は40両も在籍しています。
キハ110が転属することによってキハ40・48は譲渡されたり郡山総合車両センター会津若松派出(只見線用)に転属したりされどんどんと数を減らしてきました。
今回の置換えでキハ40グループは全車小牛田から引退し、会津若松とミャンマー国鉄へと譲渡されるようです。

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そんな小牛田運輸区には東北地域本社色のキハ40以外にもお仲間が多数存在します。

まずは、水戸支社が導入したジョイフルトレイン「漫遊」です。洋風の「リゾートエクスプレスゆう」に対して和風のジョイフルトレインとして登場したのがこのお座敷列車「漫遊」です。今までグリーン車を連結したことがなかったキハ40・48に初めてグリーン車が連結され最初で最後のキロ40・キロ48が誕生しました。
水スイ(水郡線営業所)に配置され水戸地区や東北地区でも運用されてきましたが2000年に小牛田に転属し「ふるさと」と名称を変更。同時にグリーン車ではなく普通車に格下げされキハに戻されました。今でも水郡線には縁があるようでときおり入線しています。ちなみについ先日の5月9日常陸大子までの入線を確認しています。

続いて、唯一のトロッコ気動車「びゅうコースター風っ子」です。
この気動車も小牛田所属なんですよ!
夏は窓を外しトロッコ気動車・冬は窓をつけて車窓を楽しめるとJR東日本全域で活躍しています。

そして、陸羽東線のジョイフルトレイン「みのり」です。この気動車は改造されてますので割愛します。改造されたキハ40系は他線区にもいますからね!「リゾートしらかみ」とか・・・

石巻線もあの震災以降大変でした。あの震災で女川駅に停車中だったキハ48 502・1512は津波に流され駅から遠く放された場所で、真っ二つに大破した状態で発見されました。

石巻線は震災後、4月17日に小牛田~前谷地間で運転再開し、翌月5月19日に前谷地~石巻間も運転再開しました。
翌年3月17日、石巻~渡波間で運転再開、同時に石巻~仙台をダイレクトで結ぶ直通快速も平日朝のみから毎日運転になります。

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さらに翌年2013年3月16日に浦宿まで開業します。

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しかしその後が大変でした。浦宿まで開業はしたものの浦宿から先は海岸線に近い部分を走ることと、駅舎ごと流されてしまい甚大な被害が出た女川駅までが物凄く大変でした。1駅前まで開業したのにその1区間が非常に長い道のりだったのです。

それもついに今年3月21日1区間の浦宿~女川間が再開し晴れて全線運転再開となりました。

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今回のダイヤ改正では、キハ40・48の全車引退の他に・・・
仙石線の全線運転再開により、今まで石巻線を経由していた直通快速が廃止となります。
これでお役御免ですね。石巻線の案内板に仙台の文字が表示されるのも明日で最後です!

石巻線からキハ40の引退を受け、この列車も一緒に引退します。

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そう石巻線マンガッタンライナーです!
仙石線の205系マンガッタンライナーが石巻に来れないということで、代替として2013年3月23日に登場したのがこの石巻線マンガッタンライナーです!

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車両側面は205系マンガッタンライナーと同様に石巻出身の漫画家石ノ森章太郎先生が書いたキャラクターが所狭しと描かれています。
やはり有名なのは仮面ライダーですよね!その仮面ライダーも前面に大きく描かれています。

そんなキハ48マンガッタンライナーのラストランは5月30・31日に運転されます。

石ノ森萬画館の発表によると、30日は石巻駅仙石線ホームにて「仙石線マンガッタンライナー お出迎え&出発セレモニー」が開催されるほか、4年ぶりに石巻駅に入線する205系「マンガッタンライナー」をコスプレで祝う企画も実施されるとのこと。

石巻駅でのセレモニーにはアニソン歌手の水木一郎さん、同じくアニソン歌手で石巻市出身の遠藤正明さんも参加。「マンガッタンライナー」は9時42分に石巻駅に到着した後、水木さんの「出発進行だZ!」の号令の下、10時24分に発車する予定。
午後には石ノ森萬画館の特設ステージにて、水木さん・遠藤さんのスペシャルライブも行われる。

翌31日には、「石巻線マンガッタンライナー」のラストランを記念し、同列車を使用した「遠藤正明と行く! アニソン列車 石ノ森萬画館の旅」を実施。ただし、「ラストランを阻止しようと鉄道ファン怪人軍団ヒメラニアン帝国から列車をジャックするという予告文が届いた。はたして無事にラストランを終えることができるのか!」とのこと。
同日午後には石ノ森萬画館の特設ステージにて、「遠藤正明アニソンライブ&シージェッター海斗ショー」が行われる。

国鉄民営化から長い間内陸の小牛田~石巻を経て女川間を結んできたキハ40もついに引退となります。
私も、石巻線は結構乗ったのでいろいろと印象深いのです。東北線を離れ平地をエンジンが大きな唸りを上げて走り抜けていくさまはとても印象に残っています。
キハ110との大きな違いはやはりエンジンですかね~
キハ110は軽そうに走るんですが、キハ40はもうエンジンがもう唸る唸る、そしてスピードも徐々に上がっていくという・・・
キハ110とは大きな差がありますからね~
さすが、製造されて20年ほどのキハ110と約40年走り続けたキハ40の差は大きいですね・・・

石巻線からのキハ40の引退で、また一つ国鉄気動車が減ってしまうとつくづくそう思っています。

さあ、次はどの線区からキハ40が居なくなるのでしょうか?

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ちなみに、色々書きたいことが多くて、この記事を書くのに約2時間かかりましたwww
もうちょっと簡略化してスピードアップしないとダメですね~ほんと・・・

では、明日全線運転再開と開業を翌日と控えた仙石線及び仙石東北ラインについて少し書いていきたいと思います。


一昨日の記事がよく見られたブログ記事ランキング最高ランク7位を記録しました。
まさか、あんなテキトーに書いた記事が7位まで行くとは思いませんでした。
本当に皆様のアクセスありがとうございます。

さて、あの大震災から早4年2ヶ月・・・
ついに、仙石線が完全復活します!

ただ、残念なことに仙石線の快速が仙石東北ラインというダサい線の開業によって、そちらに譲ることになり廃止となります。
仙石線快速といえば快速「うみかぜ」ですよね。仙石線らしくて私はこの快速「うみかぜ」好きだったんですがね~
それが、2004年10月のダイヤ改正でA快速とB快速になってしまい・・・
ついに今回のダイヤ改正で仙石東北ラインに快速を譲り廃止となります。

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さあ、ついに205系が石巻にやってきますよ!
これは唯一震災前に撮ってあった写真です。

今は仙ココ所属のキハ110が石巻駅にやってきています。

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これは、震災による津波によって送電する変電所が被害を受けたことと、仙石線の石巻側は接続路線の石巻線が非電化区間であり直流電車を輸送することが出来ないため小牛田に所属している陸羽東線・陸羽西線のキハ110を使用して運転してきましたが、ついにそれもお役御免となり仙台・あおば通へと直通再開となります。

なので・・・
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この方向幕ともお別れです。

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今まで奇妙な光景だったコレ
「仙石線 松島海岸・仙台・あおば通方面」と書いてあるのにも関わらず書いてない「矢本」や「陸前小野」までしか行かなかった石巻側の仙石線。

現在、石巻から仙台へ行く場合は・・・
①石巻線を経由して仙台にノンストップで行ける直通快速
②宮交の高速バス
③仙石線石巻側→矢本から代行バス→仙石線仙台側と乗り継いでいくかという

仙石間を通勤や移動する人だとやはり直通快速を使う人と高速バスで分かれるようです。

それもついに終わりです。宮城県最大都市である仙台と宮城県第二の都市である石巻がついに鉄路で結ばれ復活します。

そして、戻ってくるコレ!

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205系が付けている「石巻」の文字が戻ってきます。

仙石線復活の奇跡をたどると・・・
2011年3月11日の東日本大震災により全線で不通となります。その後、3月28日にあおば通~小鶴新田まで再開されます。
4月7日再び余震により不通となり8日後の15日に再開します。
4日後の4月19日には不通だった小鶴新田~東塩釜間が再開します。
5月28日には東塩釜~高城町間が再開します。
夏休み前の7月16日には石巻側 石巻~矢本間が再開します。
2012年3月17日、矢本~陸前小野間が再開し現在のような形になります。

しかし、その後が大変だったのです。海沿いを走る高城町~陸前小野間この区間の被害が甚大であり移動に伴う用地取得が難航しなかなか工事が進みませんでしたが、ようやく解決し敷設工事を開始、昨年12月14日仙石線の線路が敷設完了し試運転を開始します。

そして、今週末の30日ついに仙台~石巻が一本に繋がります!

仙石東北ラインや仙石線の詳しいダイヤについてはまた記事にしたいと思います。

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