先日45年の歴史に幕を閉じた169系ですが、この169系の引退に隠された秘密があります。
なんで、この時期に引退したのか?まだ走れるはずの169系をなぜここで引退させたのかを語りたいと思います。
単純に老朽化したから引退というわけではないのです。
それは、今後のことも考えた選択だったのではないかと推測されます。
確かに、老朽化しているのは間違いないと思いますが・・・それを言えば115系のほうが169系よりも古いわけで・・・
そもそもの問題として、今後北陸新幹線が開業した際に、現在の篠ノ井~妙高高原間が移管されます。
移管された際に問題となるのが、昨日も話した「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」です。
これに169系は引っかかるわけですが、もしかすると、保安装置の更新等が行われる可能性もあります。基準をJRと同じ水準にすることで、安全の証明をする。この省令に引っかかれば、篠ノ井から先が行けないので、軽井沢~篠ノ井の運用しかつけない。北陸新幹線開業後、以前の信越本線同様に長野を越える運用も出来るかもしれないので、今後のことも考え引退させたのだと考えられます。
それに先駆け115系2両編成N51~54・N56~N58編成の計14両が譲渡されています。
このN編成が169系の変わりでもあり、長野以北の列車に使用されるものと考えられます。
これにより、169系が追い出された!
というより、来年に迫った北陸新幹線の開業前までに169系を引退させ、長野以北の運用に備え115系を増備したのでしょう!
あくまでも、私の想像です。
信じるも信じないもあなた次第です!
現在のしなの鉄道の編成
・115系3両編成×11編成・・・S1~11編成(しなの鉄道色)
・115系2両編成×7編成・・・N51~54・N56~N58編成(長野色)
合計:47両